sweet wolf
何、それ。
どうしてそうなっているか分からないけど、とりあえずこいつらは天狗になっているんだ。
実際、こいつらに逆らうことなんて、誰も出来ないんだ。
だけど……
転校早々退学を強いられるなんて、あたしもツイてない。
屋上も気に入っているし、こいつらの悪行も暴ききれていないし、もう少しこの学校にいてやるかな。
「仕方ないな」
あたしは春樹を睨んでそう言った。
春樹は意外にも満足げな顔をしていた。