sweet wolf





「無神経男。

マジであたしと付き合ってる自覚、あるのかよ」




開いた口は、次々に酷い言葉を吐き出す。




「あんたのエッチの話ばっかり聞かされるあたしの身にもなれっつーの!

キショい。

脳内下半身男。

セフレでも何でも作って、また遊べばいいじゃん」



「杏!!」



「あたし、もう、疲れた!!」




そう言って立ち上がっていた。




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