総長からの「愛してる」Ⅱ
美愛は俺が思ってたやつとは違うと、もうわかってる。
だからこそ、廉は美愛を好きになったんだろーな。
でも、それでも俺は……
バサバサッ
慌てたように布団をっまくった音がした。
「美愛?」
……そこにいたのは……あまりにも弱く消えそうで真っ黒な瞳をした少女。
それは、ちょっとの衝撃ですぐに崩れてしまいそうなオーラ。
今までの美愛では到底考えられないような、弱々しい姿。
「美愛…だよな?」
「………。」
俺だと認識した途端、無表情になる美愛。
俺に興味ないようで、ぼーっとし始めた。
「美愛?美愛?」