総長からの「愛してる」Ⅱ
「あーもうゴチャゴチャうるせえな!!
美愛が起きたら起こしてやるからさっさと寝やがれ。」
強情な廉を無理矢理引きずり、美愛の隣に倒す。
ほらみろ。
寝不足のせいで体力ねえから、俺にすらかなわねえ。
「廉、美愛に心配させる気か。
お前がそんな顔してたら、美愛不安になるだろーが……って」
おとなしくなっている廉を見れば、いつの間にか寝ていた。
相当きてたんだろうな…
険しい顔をしながらも、その手はしっかりと美愛の手を握っていた。
「…………。」
その姿を見て、俺の中で痛みが生じる。
……わかってる。
本当は、認めなきゃいけない。