総長からの「愛してる」Ⅱ



「あーもうゴチャゴチャうるせえな!!

美愛が起きたら起こしてやるからさっさと寝やがれ。」



強情な廉を無理矢理引きずり、美愛の隣に倒す。


ほらみろ。


寝不足のせいで体力ねえから、俺にすらかなわねえ。




「廉、美愛に心配させる気か。
お前がそんな顔してたら、美愛不安になるだろーが……って」



おとなしくなっている廉を見れば、いつの間にか寝ていた。



相当きてたんだろうな…



険しい顔をしながらも、その手はしっかりと美愛の手を握っていた。




「…………。」



その姿を見て、俺の中で痛みが生じる。



……わかってる。



本当は、認めなきゃいけない。



< 14 / 427 >

この作品をシェア

pagetop