総長からの「愛してる」Ⅱ



「私の人生にとって、今、こうやって私を想ってくれる人がいることだけでも、もう奇跡みたいに幸せなの。」




私が話すに連れ、どんどん喧嘩の音は止んで行く。




みんなが聞いてくれるこの瞬間に、ちゃんと伝えたい 。



私から、みんなへの愛を。




「鳳凰7代目総長である來叶に救われ、鳳凰の姫としての日々が宝物だった。


それは今でも、そう思ってる。



あの頃に戻れたら、いいのに……そうやって何度も未練を言って、今でも後悔がある。


戻れるなら、今すぐ戻りたい場所なの。」



これは、本当のこと。



過去の鳳凰に……來叶が大切に守ったあの日々に。



私は戻りたい。




< 166 / 427 >

この作品をシェア

pagetop