総長からの「愛してる」Ⅱ
「だから美愛。
お前も嫌いだった。」
確かに私は、一宮宇美と一緒。
自分の体を売ることで、金を稼ぐ。
金を稼ぐために、自分の体を売る。
「お前を認めたら、お前を受け入れたら。
俺の全てが壊れちまいそうで、出来なかった。
認めなくちゃいけねえって、本当はわかっていた。
けど、俺にはどうしても出来なかった。」
『なら、どうして私の所に来たの?』
私の質問に、海斗は笑った。
今度は黒い笑みじゃなくて、ちゃんとした良い笑み。
「そんなん知らねえよ。
こんなんお前に話して、同情して欲しくもなければ、何かをお前に求めたわけでもねえ。
……それでも、変わろうと思ったんだ。」