総長からの「愛してる」Ⅱ
ガチャッ
二階に上がり、幹部室を開ければ、そこには奏だけがいた。
「あれ?海斗たちは…?」
「!!美愛、声出るようになったの?!」
私の質問を無視して、奏がおどろきのせいか、抱きついてきた。
「おい。」
「そんな怒んないでって。」
廉也の睨みで、奏はすぐに離れた。
「でも、本当に良かった。
心配だったけど、何人も押し掛けたら迷惑だと思ってさ。」
奏の言葉に頷きながら、もう一度同じことを言う。
「海斗たちは…?」
「あいつら3人は情報収集に行かせてる。気にすんな。」
奏に聞いた質問の答えは横から返ってきた。