総長からの「愛してる」Ⅱ



「昔の私は……親にも親戚にも見放され、孤児として育ち、施設を抜け出して一人で生きていました。



いつも孤独が当たり前で、人に頼ることを知らなくて、ただ意味もなく生きていました。



そんな人生を終えたくて、死のうとした時私は一人の男に助けられたんです。



鳳凰7代目総長、天瀬來叶。




その後、彼が与えてくれた幸せは、私にとって生きる意味になった。」





一言を噛みしめるように、懐かしむように大切に言う美愛。



鳳凰……敵の元姫だとしても、その儚い姿の少女に、誰も何も口を挟めなかった。



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