S彼執事と激甘ドロップ



上手く蹴れたと思ったのに
何故か私は
榊原を押し倒していた


「いててて…ってはあ!!!!!なななんで!?」

「痛っ。はは〜んさてはこうするのが元々の狙いか!?」

「ちちちがう!!!!!私がこんなことするわけないでしょ!?」

「しなかったとしても、今してしまったのでお嬢様にはお仕置きです」


「ッヒャ!!!!!…んん」


私と榊原の唇が重なり合い

これがキスって分かるまで
3秒かかった



ファーストキスは甘く
そして大人なビターの味がした



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