Snow Love. ~大好きなキミへ~


百合は、“そっか”と言って、またその場に座った。


───その時。


百合のスカートが少しめくれて、透き通るような真っ白な肌が露わになった。


「………っ」


私は咄嗟に目を覆う。


「……?どうしたの?葉月」


不思議そうに私に尋ねる、百合の声が聞こえる。


私の心臓はドクドクと音をたてて、今にも肌を突き破りそうだった。


「ねぇ……ゆ、百合……」


私の声が、情けなく震えた。


「その傷……どうしたの……?」


………百合が、小さく息を呑んだのが分かった。


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