Snow Love. ~大好きなキミへ~


「あー、陽乃!おはよう!」


校門を少し過ぎたところで、誰かが私の肩をポンッと叩く。


誰だろう?


そう思って振り向くと、にこにこした笑顔で立っている光莉ちゃんがいた。


「もー、びっくりしたじゃんか」

「ごめんごめん。陽乃の姿見つけたからさ、ここまで走ってきちゃった。陽乃に早く会いたかったから!」


光莉ちゃんは私の顔を見ると、少し照れたような笑いを浮かべる。


その拍子に少し強い風が吹いて、私たちのスカートがふわっと上がった。


「きゃっ」


慌ててスカートを押さえる私たち。


< 191 / 353 >

この作品をシェア

pagetop