Snow Love. ~大好きなキミへ~
愛花ちゃんの顔が、分かりやすく真っ赤に染まっていく。
「だって……」
「ん?」
「だって!……し、白瀬の走りが見たいんだもん……」
恥ずかしそうに目をそらしながら小さくそう呟いた愛花ちゃんが、すごく可愛くて。
「……もー可愛すぎだよ、愛花。私たちがついて行かないわけないじゃん!大好きな愛花からのお願いなのに」
愛花ちゃんの肩まであるショートの髪の毛をくしゃくしゃにしながら、光莉ちゃんは優しく微笑んだ。
私も光莉ちゃんに続くように愛花ちゃんと目線をあわせると、大きく頷いて笑う。
「……ありがとう」
片手で口元を覆いながらゆっくりと目を細めた愛花ちゃんの笑顔は、大好きな人と会える嬉しさに満ちあふれていた。