Snow Love. ~大好きなキミへ~
「……分かりました」
「ごめんね。みんなで楽しく話してる時に」
「いえ……」
私は光莉ちゃんと愛花ちゃんを見ると、
「先に帰っててくれるかな。詳しいことはまた説明するね」
そう伝えた。
ふたりは私の言葉に強く頷くと、それぞれ教室からスクールバックを取ってくる。
「じゃあね、陽乃」
「ばいばい」
そしてそれだけ言い残して、光莉ちゃんと愛花ちゃんは私に笑顔で手を振った。
私もふたりと同じように手を振りながら笑う。
ふたりの姿が完全に見えなくなったところで、私は先輩のほうに向き直った。
「あの……」
「陽乃ちゃん」
話しかけようとしたら、私の言葉に被せるように先輩が私の名前を呼ぶ。
「……優妃に、告白したんだってね」
「……っ、はい…」
「優妃が言ってたよ。今、告白の返事を待ってもらってるって」
告白したことを知られてなんだか少し恥ずかしかったけど、ふたりは幼なじみ。