【完】君ノート
そう思いながら佐倉の方を見ると、前を向いて嬉しそうに微笑んでいた。
……?
なんであんな楽しそうなんだ?
本当は実行委員やりたかったとか?
「おー!すぐに決まったな。
じゃあ三浦と佐倉。このSHRが終わったらすぐに集まりの方へ行ってくれ」
教壇にいる先生がそう言った。
「はーい」
俺がテキトーに返事をすると、先生は残りの話を済ませた。
そして、みんなが帰りの準備をする。
なかには部活で早めの昼飯を食べてるやつもいた。
「体育祭の準備ってどんくらい?」
ふと疑問に思ったことを、佐倉に聞いてみた。
「今日は話し合いだけだと思うけど、何するかとか決めるから、ちょっと遅くなるんじゃない?」
まじか。
花音に会えないじゃん。