嗤うケダモノ
「先輩、卒業おめでとうございます。」
「ありがと、ヒナー。
もう、ヒナの先輩じゃなくなったネー。」
「あー… そーっスネ。」
「で?
いつまで『先輩』って呼ぶの?
いつまで敬語なのー?」
「へ?いつまでって…
もう定着しちゃったし…
このままじゃダメっスか?」
「んー…
ソレも、イーかもネー。
大人になっても『先輩』って呼んでもらって、セーラー服も着てもらって、そーゆープレイ」
「黙れ、由仁。」
「きゃー
怒られたー」
「…」
「…」
「…」
「フフフ」
「くっ//
恥ずいし、悔しいぃぃ///」
「そー?
俺は幸せー☆」