鍵の付いた羽根たちに。Ⅰ
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日本国でも有名な女学院。
そこに僕は通っていた。
「おはようございます!
月城様!!」
『おはよう。
皆今日は一段と可愛いね。』
ニコッと笑い彼女を見ると、
僕の言葉に頬を赤くさせたのか、
下を向いている彼女。
僕はそれを横目に見。
考えた。
僕、一応女子なんだけどな…
一人称は僕だけど、
僕は月城 梓っていう女子なんだけど…
そんなことを考えたが今さらどうでも良い。
僕が男でも女でもどうでも良いこと。
"興味"がないことだ。