【完】紅(クレナイ) ~鏡花水月~


「…良牙?」


「………」



声をかける私の事を気にもとめず私に背を向けたまま、自分の席へと歩いていってしまった。



そして椅子に座るや否や、机に突っ伏す。




シーーーンッ---


教室内は静けさに包まれてしまった。




この静けさどうしてくれるのさ…




「はぁーーーッ…」



やれやれ…、


なんて思いながら大きく溜息一つ、零した---


< 174 / 779 >

この作品をシェア

pagetop