私がナイト。
「護る、ね・・」
「何か言ったか」
「いいえ」
「・・行くぞ」
満開の時は過ぎ、今では大量の桜が風に舞う時、
八竹の入学式に、二人は来ていた
受験までそう時間もない時に告げられた八竹の受験だったが、なんなく合格した千尋は、千尋の護るべき者、
九条優斗と共に、今、八竹の門を通って行った
「優斗様、目が悪かったのですか?」
「別に」
「じゃあ何故眼鏡を?」
「ただ九条ってだけで目立つんだ。これ以上目立ちたくない。」
「そうでしたか。」