恋愛写真館~和服のカメラマンに恋をした~





「ちょっと飲み直してくるね~」




モニカが慶次郎の腕に手を絡めながら、店を出ようとした。



顔が真っ赤なモニカ。


声も1オクターブ高くなっている。




ちょっと困った顔をした慶次郎が私をじっと見ていた。





「ちょっと、待って」



と呼び止めた私を見て、慶次郎が立ち止まった。







「ちょっとすいません」



とモニカの手を離し、慶次郎はそっと私に手招きした。





私は立ち上がり、慶次郎に駆け寄った。




みんなはお酒を飲んだり話したりしていて、もう見ていないようだった。




丈治君は見ているだろうけど。






< 116 / 331 >

この作品をシェア

pagetop