恋愛写真館~和服のカメラマンに恋をした~
「ちょっと飲み直してくるね~」
モニカが慶次郎の腕に手を絡めながら、店を出ようとした。
顔が真っ赤なモニカ。
声も1オクターブ高くなっている。
ちょっと困った顔をした慶次郎が私をじっと見ていた。
「ちょっと、待って」
と呼び止めた私を見て、慶次郎が立ち止まった。
「ちょっとすいません」
とモニカの手を離し、慶次郎はそっと私に手招きした。
私は立ち上がり、慶次郎に駆け寄った。
みんなはお酒を飲んだり話したりしていて、もう見ていないようだった。
丈治君は見ているだろうけど。