恋愛写真館~和服のカメラマンに恋をした~
「真智さん、こんなバカな男と知り合いなんですか?野嶋とは関わらない方がいい」
お見合い相手は、そう言って私の手を強引に引っ張った。
手に触れられたことで、全身に鳥肌が立ちそうだった。
「野嶋は、クズだ」
クズ・・・・・・
その言葉を聞いた私は理性を失っていた。
気が付くと、
私の右手は、お見合い相手の大北さんの左頬をパッチーンと・・・・・・
平手打ちしていた。
あっけに取られている大北さんに私からの最後の一言。
「人をクズなんて言う人、私は許せません。二度とお会いしませんので!!!!」
私は慶次郎の手を引っ張って、走った。