恋愛写真館~和服のカメラマンに恋をした~





「真智さんはまたお見合いをするんですか?」



テーブルに肘をついた慶次郎。


熱い目をしていた。



まっすぐに見つめられると、体が硬直しちゃう。




細い切れ長の目なのに、目力がすごい。







「もう、しないつもりです」





私はそう答えた後に、自分の母とのことを話し始めた。







「私の母は、保険会社で働いているんです。大北さんはお客さんのひとりで、最近お見合いを頼まれたらしいんです。母は、成績もトップクラスで会社では結構やり手で。お客さんから頼まれるお見合いを全部私に持ってくるようになって、私も最初は気軽な気持ちでOKしてたんです。でもそのうちに、変な呪縛というか・・・・・・」







残っていたアイスコーヒーでのどを潤す。



母の話をすると、少し息苦しくなる。






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