Love begins!!!
ーーー
「何故か俺が聞かないとって思って、母さんに腕引っ張られながらも見てたんだ。
そしたらその人、
“紗英、無事で良かった”
って…」
「…うそ……そんな……」
「紗英……」
私のせいなのに、お父さんがそんな事……
「そんなの、言うはずない……」
「紗英、本当は紗英もわかってるはずだ。お父さんが恨んだりしてると思うか?思い出してみろよ、ちゃんとお父さんのこと」
お父さんのこと……?
涙を抑えて、すっと目を閉じてみると浮かんでくるお父さんは笑顔ばかりだった
“紗英、紗英”
「…でも私のせいでお父さんは……」
「違う。“せいで”じゃない。
ーーー“為に”だよ。」