甘い愛で縛りつけて
あとがき



あとがき

完読ありがとうございました。

この作品を書いたのは一体いつだっただろう、と思い出そうとしたけど、思い出せませんでした。
つまり、それほど昔の作品です。

生徒と教師の恋「甘い魔法」を構想中にいつの間にか分岐して、ふたつの話になってしまい、その片方が「甘い魔法」もう片方がこの「甘い愛で縛りつけて」でした。
こちらの作品の方が、「甘い魔法」よりも少し重たい内容だったり、やはり元が同じ話なので、主人公の性格が似ていたりストーリーが似ていたりと色々あったので、他のサイトで、しかもR指定の内容で公開していました。

その時はまだ、実紅は生徒、恭ちゃんは保健医の話でした。
(なのにR指定……)

それから何年も経ち、そういえばあの作品、R部分削ればベリーズカフェでも載せられるかなと、実紅の年齢を上げてリメイクを始めて。
他の作品を書きながら、気が向く時にちょこちょこ書いていたらいつの間にか完結したので、せっかく書き上げたんだしなという勿体ない精神でこうして公開に踏み切りました。

しかし、R部分削るのに苦労しましたー。
だって、そういう時に交わしている会話が重要だったりするんだけど、それを普通の時に同じ熱で言わせるってできなくて、もうどうすれば……!と何度も頭抱えました。
恭ちゃん、愛してるとかは平気で言うけど、本当の気持ちを垣間見せるみたいな事はなかったので。

そういう、本能が現れてる時に恭ちゃんの表情や瞳から、実紅がそれどころじゃない状況下でも、あれ……?みたいに恭ちゃんのちょっとした異変に気づいたりしてたシーンは一体どうすればと。

物語中、違和感がある部分があったら、きっとそういうなごりなんだな、と見逃してやってくださると大変助かります汗。


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