意地悪なキミに、スキをあげる。




当たり前のように送ってくれた朝陽さんに別れを告げる前、




朝陽さんの手があたしの背中にふわっと回った。




「朝陽さん…?」


「んー…なんでもない」




あたしの首筋あたりに顔を埋めて、なんだか犬みたいに見えます…。




「やっぱり朝陽さんて可愛いですよね?」


「うっせぇ…黙れ…」




手が離れたら朝陽さんの顔が少しだけ赤くて…

とってもレアですっ!!




「朝陽さんだいすきですっ!」


「……………ん…」


「可愛い朝陽さんはあたしだけのものですよ?」


「はいはい。早く家入れバカ」




無理やり背中を押されたけど、


嬉しくて、幸せで…


こんなに幸せでいいのかなって少しだけ怖くなりました。



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