意地悪なキミに、スキをあげる。
何言ってるんですか?!
そんなの…見つけても困るのあたしなんですから…。
自分から探そうなんて思わないですよ。
「……あるんですか…?」
ドキドキしながら朝陽さんに尋ねた。
「ねぇよバカが」
コップに何かを注ぎながら、朝陽さんはぶっきらぼうに答えた。
…そうなんだ。
ちょっと安心して、ホッと胸をなでおろす。
「麦茶でいい? ジュースとか普段飲まないからないんだけど」
「えっ、あ、全然何でもっ!!」
ソファの前に置かれた小さめのテーブルにコトンと二つのコップが置かれた。
「ひ、一人暮らしって大変じゃないですか…?」
「まあ…最初は。最近は慣れた」
「寂しくないんですか?」
あたしだったらホームシックになって、
すぐに誰でもいいから会いたいってなっちゃうかもしれない…。