ニコイチ。
「何で…『一緒に帰ろう。』なんて言ったんですか?」
「え?んー…。」
本当なら俺は、アレを言うためだと言うべきなのだろう。だが、ここでまた俺の天使と悪魔が戦い始めた。何のために今俺は凪沙といるんだ。よく考えろ、俺。だが、俺は凪沙に、
「その…何となくだよ。」
と言っていた。
「え?んー…。」
本当なら俺は、アレを言うためだと言うべきなのだろう。だが、ここでまた俺の天使と悪魔が戦い始めた。何のために今俺は凪沙といるんだ。よく考えろ、俺。だが、俺は凪沙に、
「その…何となくだよ。」
と言っていた。