ニコイチ。
「竜之亮さん。」
話しかけてきたのは、凪沙だった。
「ん?」
凪沙は少し照れくさそうに言った。
「練習…します?」
「練習…?」
「あの時は結局、一緒に練習できませんでしたから…。」
「お、おう…。」
俺はイマイチ状況がつかめないまま、凪沙に連れらて行かされた。
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