【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
それをダブルチーム、二人がかりで止めに来る肥後学の選手を寄せ付けない華麗なプレイで一本奪う。



水高45-52肥後学



「よぉし!ディフェンス一本!」



ピカ先輩はそれに慢心することなく、すぐさまディフェンスの体勢に入った。



「だぁー、無理矢理ボール弾いたせいで体育館にむち打ちだよ、イテーな!」



「文句言っとるんやなか!」



のろりと立ち上がる俺を助け起こす行雲先輩は、背中をバシ、と叩いて走っていく。



「だから痛いのヤダっつってんじゃん!」



もう行雲先輩にファウルの恐怖はない。



それは、もし自分が退場しても勝てるという、チームへの信頼。
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