【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
ファウル4つ目の危機的状況で、行雲先輩は不敵に笑った。



「ファウルが怖くてバスケが出来るかっちゅうの!仕切り直しや!」



「おー、痺れる!」



ハイタッチを行雲先輩と交わし、素早くディフェンスにつく。



「おーおー頼もしくなったもんやな」



「十六夜、関心しよらんで、いつでも交代出来るようにしよかんか!」



「そうしまーす」



行雲先輩のファウルにより、箱田先生の隣にいた有ちん先輩が密かに動き出す。



その後は、水高と肥後学の意地のぶつかり合いで、点差が殆ど動くことがなく。



水高66-70肥後学



運命の決着は、第4クォーターへ持ち越しになった。
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