【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
誰も追い付く筈もない、と思っていたけれど。



「最後まで諦めん!!」



慧心センターの必死な瞳。



「真っ向勝負!」



それを、フェイクをかけて飛び上がり、シュートへ持ち込む。



ヒュッと右手と、添えただけの左手からボールが離れる。



「うらぁ!!」



しかし、センターの後ろから現れたのは、有ちん先輩のディフェンスで体力を殆ど奪われていた筈の、柏原。



俺のショットは弾かれ、地面に叩き落とされる。



けれどそれを取ったのは、物凄い運動量を誇る、有ちん先輩。



「小鳥遊リベンジ!」



「任して!」



再び受け取り、今度はダム、とドリブルをして、冷静にレイアップ。



水高78-75慧心



点を取っては奪って、意地とプライドとのぶつかり合い。
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