【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
俺のにーさんだと名乗った槐は、ホントに部活が終わる19時まで俺を待ってくれた。
そんで、一緒に帰ってる。何故か行雲先輩も一緒に。
「行雲先輩明日も平日だけど。どうすんの?泊まるの?」
「泊まる!教材は置き勉しとるし、洗濯物は椿が直ぐ様ふわふわにすればノープロブレムやっか!」
色々ツッコミどころ満載な気がしないでもないけど、まあそれなら大丈夫か。
「それに…こんか怪しい男にお前ば渡せるか!」
「失礼どすなぁ。そんなら言わせてもらいるけど、あんさんみたいながさつな方が椿に付き纏ってるんも不服どす」
何コレ。俺の取り合いで美人と美人が戦ってるんだけど。残念なことに両方男だけど。