Lover dance ~運命の恋~
そんな結城先生の目を見て俺は訪ねた。
『誰かを好きになったら人間て変わるやん?
他の人と好きな人とじゃ表情も変わってしまうし、知らん間に目で追ってたり、やきもち焼いたりとか色々あるやん?』
『あぁ、何となくわかるわ。』
『海奏は今までそうゆうのがないねん。付き合ってるだけで連れみたいな感じっていうか…。』
『でもチュウとかエッチしてへんたん?好き違ったら出来ひんやろ?』
結城先生が微妙な面持ちで俺を見る。
『チュウもエッチしたんも今の彼氏だけやで。他の男は手繋いだくらいで、半年くらいして束縛されだしたら別れとった。』
『じゃぁ今の彼氏は好きなんとちゃぅん?』
ごもっともな突っ込みを入れる結城先生。
俺は息をついてそれに答える。