ONLY YOU~年の差結婚の秘密~
「…何となくは理解していましたが…」



「…お前も少しは食べたらどうだ?」



「帯が苦しくて…食べれないと言うか…」



慣れない白無垢に鬘で重い頭…身体の自由が利かずジッと座ってるしかなかった。



「…おいっ…新婦は気分がすぐれないと言っている…お色直しには早いが退場させてくれ」


そばで控えていたホテルの従業員にそう伝えた。



「わかりました…」



慌てて女性司会者の元に行ってその旨を伝える。
敦司さんの気遣いで退場が早まった。













< 20 / 390 >

この作品をシェア

pagetop