ONLY YOU~年の差結婚の秘密~
「帰ったぞ…陽那」



「あ…お帰りなさい…敦司さん」



怒ってるのか思ったが笑顔で迎えられ、拍子抜けしてしまった。



「…お前…気分が優れないと…」



「一緒に敦司さんと食べようと思って…待ってたの…」




「…私はもう夕食を済ませて来た…」




「そっか…」




「たくっ…お前…黒木さんが困っていたぞ…老体の執事に心配を掛けさせるな…」




「ゴメンなさい…」



「後でお仕置きだ…」



「お仕置きって?」


キョトンと見つめる陽那と放って寝室に引っ込んだ。
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