心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~
カナタがふわりと、無駄に優雅な表情で微笑む。







「そ。そういうこと。


やっとわかった?」







「ええ、ええ。


分かりましともっ!!




〜〜〜あー、やっぱりカナタに教えてもらうと、よく分かるなぁ〜」








あたしは思わず、心に浮かんだ賞賛の言葉をそのまま口に出していた。





それを聞いたカナタは、ふい、と顔を俯けた。





ん? と思って覗きこんでみると、カナタはものすごーくにやにやしてる。








「………なっ、なに?


カナタ、なんでそんな笑ってんの??」







「…………ぶっ。



いやね、みーちゃんがあんまりにも、初耳って顔で聞いてるからさ。


ちょっと可笑しくなっちゃって」










………へいへい、すみませんね。




なんせあたし、古典の授業中はいつも国語便覧よんで、映画にしたら面白くなりそうな物語とか小説とか探してるから。




先生が喋ったことは、きほん頭に入ってきてない。





あ、なんか、城内先生に申し訳なくなってきちゃったよ。




ごめんね、城内女史。






あたしこれからは、真面目に授業ききますからっ!!







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