心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~
「………男と二人きりで、何してんの?」






僕たちの座るテーブルの横に立ったカガの声には、温かみの欠片もなかった。





怒りを抑えるのに必死のようだ。





第三者が口を出すことでもないだろうと判断し、僕は黙っていることにした。






みーちゃんはかき氷のスプーンをぎゅっと握りしめたまま、絵に描いたように硬直している。







「なぁ、何してんだよ、みゆちゃん」







眉間に皺を深く刻みながら責めるように言われた言葉に、みーちゃんは肩を震わせる。







「彼氏持ちなのに、他の男とデートでもしてんのかよ」







みーちゃんは声も出せずに、ただ、ふるふると首を横に振った。







「ふざけんなよ………」







佇んだまま、カガは頬をひくつかせた。







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