心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~
「みゆ!!


お前だって、なに考えてんだよ!


俺以外の男と二人きりになるなんて、無神経すぎるだろ!!



しかもさっき俺が送ったメール、無視しただろ!?」







「あの、いえ、ええと………」








嘘の下手なみーちゃんは、もごもごと口ごもるだけで、なかなか良い反論を思いつけないようだ。








「ーーー何度も言ってますけど、別にカナタは、ただの幼馴染ですから………。


今日はデートとかそんなんじゃなくて、ただたまたま二人とも図書館に行っただけなんです」








みーちゃんなりに、必死に、嘘にはならない言い訳をしている。







「ただの幼馴染?


家が近いってだけで、普通、一緒に図書館行ったりするか?」







カガは、みーちゃんの拙い弁明なぞには心動かされない。







「本当にただの幼馴染で、たまたま一緒に出かけたってだけなら、なんでなんだよ。


なんで、夏休みになってから、電話もメールも一回もしてこなかったんだよ?」






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