心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~
一度だけ、ちょっとはらはらしたことがあった。
カナタのお母さんがたちの悪い風邪をひいて、カナタが早めに帰って夕飯の支度をしなきゃいけなかった日。
あたしは化学の小テストが不合格で、担当の先生から居残りで追試を受けるように言われてしまった。
しかたなく放課後のこって、同じ小テストを受けて三回目でやっと合格した。
ほっとして帰ろうと校門の近くに来た時、少し離れたところに加賀さんが立っていたのだ。
加賀さんは無言で走り寄ってきた。
あたしは慌てて校門を出ようとしたんだけど、現役のスポーツマンに足で勝てるわけがない。
あわやというところで、真名子さまの登場。
運よく、たまたま近くで他のクラスの子と喋っていたのだ。
加賀さんは真名子に気づくと、すぐに踵を返した。
……真名子ったら、一体、加賀さんに何を言ったんだろう。
なんか、めっちゃ恐がってるように見えたけど。
カナタのお母さんがたちの悪い風邪をひいて、カナタが早めに帰って夕飯の支度をしなきゃいけなかった日。
あたしは化学の小テストが不合格で、担当の先生から居残りで追試を受けるように言われてしまった。
しかたなく放課後のこって、同じ小テストを受けて三回目でやっと合格した。
ほっとして帰ろうと校門の近くに来た時、少し離れたところに加賀さんが立っていたのだ。
加賀さんは無言で走り寄ってきた。
あたしは慌てて校門を出ようとしたんだけど、現役のスポーツマンに足で勝てるわけがない。
あわやというところで、真名子さまの登場。
運よく、たまたま近くで他のクラスの子と喋っていたのだ。
加賀さんは真名子に気づくと、すぐに踵を返した。
……真名子ったら、一体、加賀さんに何を言ったんだろう。
なんか、めっちゃ恐がってるように見えたけど。