心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~
それにしても、一体いつまで、こんな生活が続くんだろう。




高校生の間ずっと、加賀さんの影に怯えながら生きていくわけにもいかないし。



いつか、ちゃんと話をつけなきゃいけないよね。




でも、あたしにはまだ、その勇気が出ないでいた。




なぜだか分からないけど、加賀さんを目の前にすると、言いたいことが言えなくなってしまう。





やっぱり、安易に加賀さんからの告白を受け入れて付き合いだしたことに、負い目があるからかもしれない。






「はぁ………」






あたしは思わず溜め息をついてしまった。




真名子が、何かを察したのか、黙って頭を撫でてくれる。






「あぁ、真名子、愛してる……」






心の底から感謝の言葉を述べる。




でも、つれない真名子さまは「きもーい」と笑っただけだった。





うぅ、片想いだ!





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