心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~
「………みーちゃん。


今、どーせ、聞き間違いだー、とか思ってるでしょ」






ぎゃっ!?





カナタは振り向いてあたしの目をじっと見つめながら、言う。







「もちろん、聞き間違いじゃないからね。


僕は、確かに言ったよ。


僕がこんなに勉強するのは、みーちゃんのためだって」






「…………」








………パニック。




頭がぐちゃぐちゃで、よく考えられない。





そんなあたしを気にもせずに、カナタは教科書を閉じた。







「さ、勉強おわったよ。


ぶどう、食べよっか」







「えっ!?


………う、うん………」







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