心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~
あたしはカナタと向かい合って、ぶどうを食べる。






ーーー大好きなぶどうだけど。





もちろん、その美味にゆったり舌鼓をうつ気持ちにはなれない。







だって、だって!!




さっきのカナタの言葉が、あたしの頭の中のみならず、身体中を駆け巡ってる気がするよ!!





ぶどうには悪いけどさ、ぶどうなんか食べてる場合かっ!! てな感じですよ。







カナタと目を合わせることとできずに、ほとんど無心にぶどうを食べていると。






「みーちゃん。」





「はっ、はいっ!?」






突然名前を呼ばれて、驚いて目を上げると、カナタの視線が突き刺さった。






「なっ、なに!?」





「………汁、垂れてるよ」








……………はっ?






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