やさしい手のひら・中編【完結】
私は週刊誌を床に置き、大の字になって天井を見た

苦しくて息が詰まりそう

何度泣けば健太のことを忘れられるんだろう・・・

目尻から涙が次々と零れ落ちる

健太の記憶をすべて消したい。もう何もかもが嫌・・・

「疲れた・・・」

立ち直れない自分に苛立ち、叶わない思いに心が痛み、自分の存在に疑問を持ち、そして追い討ちを掛けるように健太と佐原樹里との交際に心が打撃を受けた

私はもう限界だった

現実から逃げ出したかったんだ・・・

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