With a smile
「そうなんだ。確かにカッコイイし仕事も出来るみたい」
由美ちゃんの言葉で総務の2人が調子付いた。
「でも全員ダメだったって」
「ふーん。彼女いるんじゃないのー?」
「それがいないんだって。なんか、同じ会社の子とはつきあわないって決めてるらしいよ」
えっ・・・?
「なにそれー、やっぱ次の社長って意識して?」
「知らなーい。それでさ、フラれた人達全員まだここで働いてるんだって」
「えー、いづらくない?私だったらムリ」
嘲る様にケタケタ笑う声が下品に響いた。
同じ会社の子とは・・つきあわない・・・?
それじゃあ、私・・・。
同じ会社の私は・・・絶対ないって事だ。
最初から恋愛対象から外れている。
どんどん違う人の話に移っていく噂話は、休み時間ぎりぎりまで続いたが、私の耳には入ってこなかった。
由美ちゃんの言葉で総務の2人が調子付いた。
「でも全員ダメだったって」
「ふーん。彼女いるんじゃないのー?」
「それがいないんだって。なんか、同じ会社の子とはつきあわないって決めてるらしいよ」
えっ・・・?
「なにそれー、やっぱ次の社長って意識して?」
「知らなーい。それでさ、フラれた人達全員まだここで働いてるんだって」
「えー、いづらくない?私だったらムリ」
嘲る様にケタケタ笑う声が下品に響いた。
同じ会社の子とは・・つきあわない・・・?
それじゃあ、私・・・。
同じ会社の私は・・・絶対ないって事だ。
最初から恋愛対象から外れている。
どんどん違う人の話に移っていく噂話は、休み時間ぎりぎりまで続いたが、私の耳には入ってこなかった。