片想い協力者は無愛想ヤンキー!?



『あんなぁ…質問してんだから答えろって。』



どうして

そんなにめんどくさそうなの?




なんで追いかけてきたの?




そんな疑問が頭をグルグル回る。


『安達君のバカ…。』


ボソッと言った声を安達君は聞き逃さなかった。




『あ?』



私は安達君を見る。


『なんで…なんで追いかけてきたの!?空の所にいたらいいじゃん!それとも私が邪魔したから文句いいにきたの!?』


言いながら涙が出てくる。



『ちげーし。』
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