片想い協力者は無愛想ヤンキー!?
『さっきから理解できねぇーとか好きだとか…まじ可愛すぎ。』
え、え、??
『ちょっ…こんなとこ空に見られたら…』
離れようとするけど安達君は離してくれなかった。
『柊には協力してもらっただけ。付き合ってねーし。お前が俺の事好きになるようにするための嘘』
『う…そ…?』
『嘘。てか、俺の事好きなんだろ?なら付き合うのOKって事でいい?』
『…うん!!』
私はギューッと安達君に抱きつく。
さっきまでの涙も止まっていた。
『あー…やっと捕まえた。』
私が顔をあげると安達君と視線があって…。
放課後の階段。
窓から差し込む夕陽に照らされて私達なキスをした。