片想い協力者は無愛想ヤンキー!?
5、大切なもの

助けたいもの



教室に戻る。


私が朝と真逆で暗いから空が心配をして話しかけてくる。


だけど…この事を空に話したら、心優しい空はきっと清水さんのところに怒鳴り込む。


だから私は、なるべく笑顔で接した。


空は、私の笑顔がひきつってることに気づいてるけど普通に会話をしてくれていた。




それから…3日。



いつものように屋上で安達君とご飯を食べていると突然、誰かが屋上に来た。



『安達様ー!!やっと見つけましたわ。さっそくですが答えは決まりましたの??』


そう言ってニコニコしながらこちらに駆け寄るのは清水さん。



安達君は清水さんを睨みながら答える。


『決まったけど?』


清水さんは『さっそく、お聞かせ下さい♪』と言うと座った。
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