四季。彼女を亡くした冬
そう言ってクソ暑いなか薬局行ってバルサンとガリガリ君買って帰った。
バルサン中は外でガリガリ君食いながら時間潰したけど、結局その日は家に入る気がしなくて彼女の家に泊まったんだ。
初めて彼女の部屋で一晩過ごしたあの夏の日。
となりの部屋で寝てる彼女の妹の存在に興奮して、3回目を求めたら泣きそうな声で、もうゆるして。…なんて言うからそのまま突っ込んだら本当に泣かれたちょっとハードな思い出。
…やばい勃ちそう。
「…いまヘンなこと考えてるでしょ」
「…ねぇよ」
俺がわかりやすいんじゃなくて、彼女が鋭いんじゃないかと思う。
破天荒なフリしていつも周囲の顔色伺って、笑いたくないのに屈託のない笑顔をみせる彼女のまわりには、常に人が囲んでいた。
その人の間をすり抜けて、仏頂面で突っ立ってる俺のとなりに駆け寄る彼女は俺の部屋ではよく泣いていた。
手首を切ったことを俺に叱られて。