恋愛心工事中。
辺りの白さに
まず驚いた。
「………っ」
ビックリして起き上がると、あたしは辺りを見回した。
白い清潔なベッド。
辺りに並ぶ薬品。
独特の匂い。
ここは保健室だと、すぐに理解したが、何故自分が此処に居るのかが分からない。
『あ、起きた』
「ひっ!?」
突然聞こえた声に体が思わずビクッと跳ね上がった。
『軽くショックなんすけど。その反応。』
隣を見ると、小さなイスに腰掛けてあたしを見つめる人。
「…さ…佐々木君」
ビックリ、した。
『あはは!
驚かせてすみません』
佐々木君は笑った。
何で佐々木君が?
てか何であたし保健室に居るわけ?
何が何だかサッパリなあたしは首を傾げた。
そんなあたしを見かねてか、佐々木君は口を開いた。
『なかなか帰ってこないって土屋さんから言われたんです。それで屋上行ったら倒れてて…ほんと焦りましたよ』
あ、有美ってば……
まさか……