恋愛心工事中。
結局あたしは
大悟が見守ってくれる中
そのまま寝た
だけどなかなか寝れなくて
頭には今までの思い出ばかり
もう壱は行ったかな、なんて
もう会わないと
決めたのに
ずっと気にしてる
ごめんね、大悟。
ごめんね、京司。
琉依……
約束破っちゃった。
もう会わないって
決めたのに
会って謝りたい
寝返りを打つフリをして
大悟に背を向けた
知らぬ間に
涙が溢れ出していたから
あたし、
まだまだ弱いや
嗚咽をこらえて
瞳を閉じた
…………………壱
震える手を抑えるように
ギュッと握りしめ
首筋に触れた
壱から刻まれた印に
そっと触れる
「…………っ」
ちくん、と痛む。
爪を印に食い込ませた。
これで少しでも
壱を忘れるために
苦しくなった呼吸を
布団の柔らかさで
落ち着けた
だけど
瞳を閉じても浮かぶのは
空港で
飛行機へと向かう
壱の背中
苦しくて苦しくて
あたしはそっと
瞳を開けた
そこに、
大悟があたしを見ていた。
柔らかく微笑む大悟に
安心するように
胸が温かくなる