花
出会い3 土曜日
とうとう今日だ。楽しみだ。
初対面でカラオケって…いきなりすぎるでしょ椎名。
そろそろ駅にいかなきゃ。
電車にゆられゆられ着いた。
「ここでいいのかな」
どうやら1番のようだ。時間にルーズな私が1番なのは非常に珍しい。
「ここだよね、いっちゃん!」
「そうみたいだね」
2人小柄な女の子が来た。
「日和ちゃんと壱果さん?」
「そうだよー!その感じは、恵那ちゃんかな?」
日和ちゃんが元気良く挨拶する。
「あ、私が山田壱果です。
よろしくお願いします」
壱果さん、メールと話し方そっくり。
本当に個性的。
ピピピ。椎名からだ。
『ちょい遅れます…』
「椎名遅れるって」
「ちょっと待ってようか」
「あ、椎名ー!!」
「やっほー!あ、えなもいっちゃんもー!!」
あとはまゆちゃんだけだ。
「?麻由理ちゃんは?」
日和ちゃんが聞く。
「いるよん」
後ろからもじもじした子が出てきた。
「麻由理ね、恵那と初めて会うから緊張してるんだよ~」
そうなんだ!なんかかわいいな。
「えっと…匡馬麻由理って言います…」
下を向いてもじもじしている。
肌がとても白くて、髪の毛がくるくるしている。背は高めだ。
それに比べて私は…
肌は黒いし、毛はショートカット。
正反対だ…
まゆちゃんの女子力はすごいものだ。
「とりあえず行こうか」
「そだね」
「はいはーい!歌いまーす!」
椎名が熱唱しつづける。
私も負けじと熱唱。
私と椎名の張り合いが続いた。
「つぎ麻由理だね」
まゆちゃんが歌い出す。
ものすごく静かな曲。
声がとても綺麗で、涙が出そうになった。
「椎名が泣いた…」
壱果さんが言う。
振り向くと、椎名が号泣。
「麻由理にこんな才能があったとは…!」
「お前は親か」
日和ちゃんがつっこむ。
ひたすら歌い続けていて、帰りは夜。
電車で帰って、駅に着いたらなぜか違うはずの椎名とまゆちゃんが降りた。
「うちのおかんそこにいるから、乗せてくよ!麻由理も乗るし!
おかんも恵那のお母さんと話したそうだし」
「いいの?ありがとう!」
車内では安定化のようにはしゃぐ。
まゆちゃんも笑っている。
「はー楽しかった!ありがとね」
「こちらこそ」
その日はメールをみんなに送って寝た。
とうとう今日だ。楽しみだ。
初対面でカラオケって…いきなりすぎるでしょ椎名。
そろそろ駅にいかなきゃ。
電車にゆられゆられ着いた。
「ここでいいのかな」
どうやら1番のようだ。時間にルーズな私が1番なのは非常に珍しい。
「ここだよね、いっちゃん!」
「そうみたいだね」
2人小柄な女の子が来た。
「日和ちゃんと壱果さん?」
「そうだよー!その感じは、恵那ちゃんかな?」
日和ちゃんが元気良く挨拶する。
「あ、私が山田壱果です。
よろしくお願いします」
壱果さん、メールと話し方そっくり。
本当に個性的。
ピピピ。椎名からだ。
『ちょい遅れます…』
「椎名遅れるって」
「ちょっと待ってようか」
「あ、椎名ー!!」
「やっほー!あ、えなもいっちゃんもー!!」
あとはまゆちゃんだけだ。
「?麻由理ちゃんは?」
日和ちゃんが聞く。
「いるよん」
後ろからもじもじした子が出てきた。
「麻由理ね、恵那と初めて会うから緊張してるんだよ~」
そうなんだ!なんかかわいいな。
「えっと…匡馬麻由理って言います…」
下を向いてもじもじしている。
肌がとても白くて、髪の毛がくるくるしている。背は高めだ。
それに比べて私は…
肌は黒いし、毛はショートカット。
正反対だ…
まゆちゃんの女子力はすごいものだ。
「とりあえず行こうか」
「そだね」
「はいはーい!歌いまーす!」
椎名が熱唱しつづける。
私も負けじと熱唱。
私と椎名の張り合いが続いた。
「つぎ麻由理だね」
まゆちゃんが歌い出す。
ものすごく静かな曲。
声がとても綺麗で、涙が出そうになった。
「椎名が泣いた…」
壱果さんが言う。
振り向くと、椎名が号泣。
「麻由理にこんな才能があったとは…!」
「お前は親か」
日和ちゃんがつっこむ。
ひたすら歌い続けていて、帰りは夜。
電車で帰って、駅に着いたらなぜか違うはずの椎名とまゆちゃんが降りた。
「うちのおかんそこにいるから、乗せてくよ!麻由理も乗るし!
おかんも恵那のお母さんと話したそうだし」
「いいの?ありがとう!」
車内では安定化のようにはしゃぐ。
まゆちゃんも笑っている。
「はー楽しかった!ありがとね」
「こちらこそ」
その日はメールをみんなに送って寝た。